リヴァプールMF遠藤航に対して、指揮官のユルゲン・クロップ監督がコメントしている。
カラバオカップは現地時間27日に3回戦が行われ、リヴァプールとレスターが対戦。遠藤はアンカーとして先発出場を果たした。
早々の3分にカウンターからマクアティアに先制を許したリヴァプールだったが、後半から反撃。48分、相手のクリアボールを遠藤が奪取してフラーフェンベルフに預ける。フラーフェンベルフはエリアまで持ち込んでガクポにラストパス。ガクポが巧みなボールコントロールから右足を振り抜き、スコアを振り出しに戻した。
そして70分に逆転。遠藤がエリア右手前にいたショボスライへ鋭い縦パスをつける。ショボスライはすぐさま右足を一閃。強烈なミドルシュートが突き刺さって逆転に成功し、終盤にはジョタのゴールでトドメを刺して試合終了の笛。リヴァプールが逆転勝利を飾ってカラバオカップ4回戦に進出している。
この試合で初アシスト記録に初めてのフル出場を果たした遠藤。試合後の記者会見に出席したクロップ監督は「ワタル・エンドウは本当に成長した」と名指しで称賛。その後、逆転弾となったショボスライのゴールを振り返り、遠藤のアシストを褒めちぎっている。
「スーパーゴールだった。状況的には、ワタルがスルーパスを出していたね。あの瞬間(遠藤の周りには)ミッドフィルダーもいなければ、彼を抑えるディフェンダーもいなかった」
「だからこそ、ボールを奪った後、最初のパスを前に出そうとすること、少なくとも前を向いたアイデアを持つことがとても重要なんだ。それがとても役に立った」


