20220525 Jurgen KloppGetty Images

「リベンジとは考えていない」クロップ、4年前に敗れたレアル・マドリーとの再戦へ意気込み

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、チャンピオンズリーグ(CL)決勝レアル・マドリー戦が4年前のリベンジではないことを強調した。

3シーズンぶりにCL決勝の舞台に戻ってきたリヴァプール。イングランド勢史上初の4冠の可能性は潰えたもののカップ戦3冠の可能性を残す中、28日に4年前の同舞台で敗れたレアル・マドリーと対戦する。

クロップ監督は25日の会見で、「4年前の結果がさらなるモチベーションになるか」と問われると、「ノー。受け入れるのが難しい結果となり、雰囲気や失点の仕方、そしてモー(モハメド・サラー)のケガ、我々にとって厳しい夜だったことは確かだ」と話すも、リベンジを果たしに決勝の舞台に立つのではないと強調した。

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「しかし、私はリベンジだとは考えていないし、リベンジと考えることがファンタスティックなアイディアだとも考えていない。モーが言ったこと(今月初めにリベンジと言及)も理解しているし、彼も適切な状態で臨みたいだろう。(自身の母国)ドイツでは『人生の中で2度巡り合わせがある』と言われている。我々に今回勝利するチャンスがあるのなら、最高のストーリーになるだろう。しかし、それは2018年に起きたこととは関係のないことだ」

さらに、会見に出席した主将ジョーダン・ヘンダーソンもクロップ監督と同様にリベンジではないことを強調した。

「彼(サラー)はそのような意味で言ったわけではない。そうだろうモー? モーの考えを理解できるし、あれはとても感傷的な瞬間だった。彼やみんなにとってタフなものだったけど、僕にとっては決勝に勝利するためにそれ以上のモチベーションは必要ない」

また、サラー自身はこの一戦に向けて「前回のマドリー戦で起きたこと、そして日曜日に起きたこと(プレミアリーグ優勝を逃したこと)の後、みんながCL優勝に向けてモチベーションを高めている。僕たちにとって素晴らしいトロフィーだ。僕がこのクラブに加入して以降、僕たちは毎シーズンこのトロフィーのために戦っている」と意気込みを語った。

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