元リヴァプール主将ジョーダン・ヘンダーソンは、故ディオゴ・ジョタを追悼しにアンフィールドを訪れた。
3日未明、ジョタと実弟アンドレ・シウヴァが乗車した自動車は、スペインのサモアで交通事故を起こし、両名はその後息を引き取った。
名門リヴァプールの主力の他界にフットボール界に激震が走る中、訃報のあった翌4日にヘンダーソンはアンフィールドを訪れた。ジョタが同クラブに入団した2020年からヘンダーソンが退団した2023年までともにプレーし、FAカップとカラバオカップを1度ずつ制した。
ジョタを追悼するために設けられたアンフィールドの一角を訪れたヘンダーソンは、花とリヴァプールのマフラーを置き、元チームメイトとの突然の別れに涙を流していた。
ヘンダーソンが手向けた花にはメッセージカードが添えられており、そこには「友人よ、弟のアンドレとともに安らかに。みんなが寂しがるよ。ヘンドと家族より愛をこめて」と記されていた。
また、ヘンダーソンはアンフィールドを訪れた前日にもソーシャルメディアで「ジョッツ、君と一緒にピッチに立てて光栄だったけど、それ以上に大切だったことは友情だ。ピッチ外でのすべての笑い声やミリー(元リヴァプールMFジェームズ・ミルナー)をからかおうとしたこと、二度とできなくなってしまった。移動中のバスの中で寝ている僕の写真を取ったり、それらを後から送ってくれたり、君はいつだって笑いたがっていたし、君が周りにいたことは喜びだった。すべてに感謝している。寂しくなるね」と綴っていた。


