リヴァプールの来日ツアーについて、『The Athletic』が注目している。
昨季のプレミアリーグを圧倒的な強さで制したリヴァプール。さらに今夏にはさらなるチーム強化に動いており、すでにドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツなど即戦力を次々に獲得し、今度はストライカーの獲得を目指していることが伝えられている。
そんなリヴァプールだが、今夏のプレシーズンツアーで20年ぶりに来日。30日に日産スタジアムで横浜F・マリノスと対戦することになる。そして今回のツアーは、フルメンバーが帯同することになりそうだ。
『The Athletic』によると、昨年のプレシーズンツアーはコパ・アメリカやEUROの影響で多くの主力を欠いたものの、今回はアルネ・スロット監督の下で「より強力なメンバーで挑む」とのこと。ヴィルツに加え、主将フィルジル・ファン・ダイクやモハメド・サラー、ルイス・ディアス、アリソン、アレクシス・マクアリスターなど主力のほとんどが帯同する模様。当然、日本代表キャプテンの遠藤航も参加することになるようだ。またこれに伴い、アカデミー選手の出場機会は減少する見込み。「新加入選手にとって、指揮官の戦術要求に適応し、ピッチ外でも新たなチームメイトと過ごすうえで重要な遠征になる」と指摘している。
また『The Athletic』は、今回のプレシーズンツアーがコマーシャル面でも非常に重要になると分析。昨年JAL(日本航空)がクラブ公式の航空会社パートナーになったこと、長年ユニフォームスポンサーを務める「Standard Chartered」がアジア地域で大きな影響力があることなども、今回のツアーに影響したようだ。
なお、リヴァプールは新シーズンから「アディダス」のユニフォームを着用することになるが、契約は8月1日からであるとのこと。そのため、今回の来日ツアーでは昨シーズン着用した「ナイキ」のユニフォームを身にまとうことになると伝えられている。


