リヴァプールのアルネ・スロット監督は、FWアレクサンデル・イサクの状態について語った。
今夏の移籍市場最終盤に、イギリス史上最高額となる1億2500万ポンドでリヴァプールに加入したイサク。しかしニューカッスルではプレシーズンや練習合流を拒否していたため、スロット監督は加入当初に「『プレシーズンがもうすぐ始まる』と言っても過言ではない状態だ。ある程度の基礎を築くには、十分な練習時間が必要だよ」と語っていた。
それでも加入から6週間が経過し、ようやくコンディションが整ったようだ。これまでリヴァプールでは先発4試合、途中出場2試合を戦っている26歳FWについて、スロット監督は以下のように語っている。
「彼は5~6週間のプレシーズンを終えたよ。これはどの選手にとっても普通の期間だ。特に4カ月近く欠場していればなおさらだね。コンディション的には本来あるべきレベルに近づいていて、今後は公平に評価できるだろう」
「この世界のシステムはわかっている。確かにスウェーデン代表での2試合で無得点なら、もちろん期待外れだね。代表ではゴールを期待されるが、彼はそれができなかった。だが、プレシーズンはもう終わった。今後数週間で彼の状態を見ていこう」
リヴァプールは、19日にプレミアリーグ第8節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦した後、22日にはチャンピオンズリーグでフランクフルトと対戦。その後も25日にブレントフォード、29日にリーグカップでクリスタル・パレスと、厳しい日程が続いていく。そうした中で、イサクの“本領発揮”が見られるのだろうか。


