リヴァプールがドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得で合意に至ったようだ。
今シーズンのプレミアリーグを制したリヴァプール。来シーズンのリーグ連覇を含むさらなる成功に向けて、今夏の移籍市場では早々から複数のターゲットの名前が挙がっており、すでにジェレミー・フリンポンを獲得した。
それに続くとされるのがヴィルツ。2020年にレヴァークーゼンの下部組織に加入して以降、一気にブレイクし、昨シーズンにはチームの10番を背負って史上初のブンデスリーガ無敗優勝やDFBポカール制覇、ヨーロッパリーグ決勝進出とクラブの大成功を支えた。今シーズンも公式戦45試合で16得点15アシストを記録してチームのリーグ2位フィニッシュに貢献した。
この活躍を受け、ヴィルツの去就には大きな注目が集まっている。当初はバイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・シティからの強い関心も届いていたが、現在リヴァプールがこの争奪戦をリード。選手自身もプレミアリーグのクラブに加入することに前向きだと伝えられてきた。
そして10日、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えたところによると、リヴァプールとレヴァークーゼンがついにヴィルツの移籍で基本合意に達したようだ。
同氏は『X』で「独占:フロリアン・ヴィルツはリヴァプールへ、HERE WE GO!リヴァプールはボーナスを含めた総額1億5000万ユーロ(約248億円)の移籍金でレヴァークーゼンと口頭での基本合意に至った。選手側とは2週間前にすでに合意しており、移籍は今差し迫った状態だ。ヴィルツは今後、メディカルチェックと契約締結へと向かう」と伝えた。
なお、報道通りにリヴァプールがヴィルツの獲得を成功すれば、2022年に8500万ユーロ(約141億円)で獲得したダルウィン・ヌニェスの移籍金を上回り、クラブ史上最高額を更新することになる。




