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リヴァプール、公式戦7連勝!C・ジョーンズの決勝弾でチェルシーを撃破し首位キープ

現地時間20日、イングランド・プレミアリーグは第8節が行われ、遠藤航の所属するリヴァプールはホームのアンフィルードにチェルシーを迎えた。

リーグ3連勝で首位を走るリヴァプールは、サラー、ジョタ、ガクポの前線に、ソボスライ、フラーフェンベルフ、そしてカーティス・ジョーンズを中盤に起用。遠藤はマクアリスター、ルイス・ディアスらとともにベンチからのスタートとなった。

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一方のチェルシーは前線の構成こそ前節と変わらないものの、中盤ではラビアがカイセドとのコンビを組み、エンソ・フェルナンデスはベンチスタート。主将のリース・ジェームズが右サイドバックに復帰を果たした。

立ち上がりから互いに相手の長所を警戒し合い、シュートチャンスの少ない硬い展開となる中、徐々にチェルシーが中盤での攻防で優位に立ち始める。

そんな流れの中、28分にリヴァプールがPKを獲得。サラーのカットインシュートのこぼれ球を拾ったC・ジョーンズが、コルウィルに足を引っかけられる格好となった。このPKをサラーがゴール右へと豪快に蹴り込み、リヴァプールが先制する。

先制したリヴァプールだが、直後にジョタが負傷交代。代わってヌニェスが投入される。すると32分、ヌニェスのポストプレーからC・ジョーンズのパスをエリア内右で受けたサラーの折り返しを、ファーポストのガクポが押し込みネットを揺らす。しかし、サラーのオフサイドによりノーゴールとなった。

アディショナルタイムには、カウンターからヌニェスのパスをゴール前で受けたC・ジョーンズがGKサンチェスと接触。主審はPKスポットを指すが、VARの結果、ノーファールとなりPKは取り消しとなった。

リヴァプールが1点をリードして迎えた後半、1点を追うチェルシーはサンチョに代えてネトを投入。すると48分、カイセドのスルーパスに抜け出したニコラス・ジャクソンがGKケレハーを破りネットを揺らす。オフサイドの旗が上がっていたが、VARの結果、ゴールが認められチェルシーが同点に追いついた。

しかしアウェイサポーターの歓喜も束の間、わずか3分でホームチームが勝ち越しに成功する。右サイドでボールを受けたサラーが左足でゴール前にクロスを入れると、絶妙なタイミングで2列目から飛び出したC・ジョーンズが完全フリーで受けてネットを揺らし、リヴァプールが再びリードを奪った。

またも追いかける展開となったチェルシーはR・ジェイムズ、ラビア、アダラビオヨを下げてエンソ、ベイガ、バディアシルを投入。リヴァプールも66分にガクポに代えてルイス・ディアスを投入する。

互いに攻め合う展開の中、チェルシーは76分にマドゥエケに代えてエンクンクを投入し勝負に出る。リヴァプールも81分にC・ジョーンズとアレクサンダー=アーノルドを下げてマクアリスターとゴメスを投入し逃げ切りを図る。

追いつきたいチェルシーだが、リヴァプールもインテンシティを落とさずに攻撃から守備への切り替えも速く、付け入る隙を与えない。アディショナルタイムの7分間でもチェルシーに同点ゴールを許さなかったリヴァプールが、リーグ戦4連勝、公式戦7連勝を飾った。

■試合結果

リヴァプール 2-1 チェルシー

■試合結果

リヴァプール:サラー(29分PK)、C・ジョーンズ(51分)

チェルシー:N・ジャクソン(48分)

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