ブレントフォードがクィービーン・ケレハーの獲得で合意に達したようだ。
2015年にリヴァプールの下部組織に加入したケレハー。順調に昇格し、ユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取って2019年にファーストチームデビューを飾ってそのままチームに定着。以降、守護神アリソンの頼れる二番手としての役割を担い、今シーズンのプレミアリーグ優勝をはじめ、トロフィー獲得に貢献してきた。
そんなケレハーだが、ファーストチョイスのGKとしての活躍の場を求めており、以前からその去就には注目が集まってきた。そして、リヴァプールが昨夏に獲得したバレンシアのギオルギ・ママルダシュヴィリが加入する今夏、同選手がついにマージーサイドのクラブから離れる可能性が高まっている。
守護神マーク・フレッケンがレヴァークーゼン移籍に近づくブレントフォードがケレハーへの関心を強めている。リーズ・ユナイテッドやウェストハム・ユナイテッドも同選手の獲得に関心を寄せていたが、これまでにもファビオ・カルヴァーリョら複数の選手の受け入れ先になるなど、リヴァプールとの関係性が良好なブレントフォードがこの争奪戦を制することになりそうだ。
イギリス『スカイスポーツ』によると、ブレントフォードとリヴァプールは1250万ポンド(約24億円)でのケレハーの移籍で合意に達した模様。さらに、パフォーマンスに応じたボーナスを含めると、最大1800万ポンド(約35億円)での取引になるようだ。




