リヴァプールに獲得の噂が挙がるジュード・ベリンガムの移籍の可能性について、『GOAL』が独自に考察した。
リヴァプールのクラブ関係者は、この夏、さらなる選手の入団は無いだろうと語っているようだ。このスタンスは、現在から9月の間にもう少し移籍市場の動きを見たいと考えている人たちを失望させるだろう。
選手層を見ると、リヴァプールに明らかな弱点はほとんど見当たらない。特に右サイドバックのカルヴィン・ラムジーの獲得は、トレント・アレクサンダー=アーノルドを高いクオリティでバックアップするはずだ。
しかし、サポーターや専門家の間で最も激しい議論を呼んでいるエリアがある。中盤だ。
アンフィールドの関係者は、新しいミッドフィルダーを獲得するのは来年の夏になるだろうと示唆している。それが賢明な判断かどうかは、時間が経ってみないと分からない。リヴァプールは今、新しいミッドフィルダーを必要としているのだろうか?
一見すると、それは少し意外に思えるかもしれない。なぜならクロップ監督は、若手のタイラー・モートンが今年ブレイクし、新加入のファビオ・カルバーリョも必要ならインサイドハーフを務めることができるなど、8人以上のオプションを用意しているためだ。
この内7人は、昨シーズン27試合以上に出場しており、ハーヴェイ・エリオットも9月の負傷がなければ、そうなっていたかもしれない。ファビーニョ、ジョーダン・ヘンダーソン、チアゴ・アルカンタラは、クロップ監督のファーストチョイス・トリオに見えるが(チャンピオンズリーグ決勝でもこのトリオが先発した)、どのクラブよりも多い63試合を戦った中で、ローテーションは定期的かつ必要不可欠なものだった。
勿論、クロップ監督の才能は明らかであるが、疑問も多い。
例えば、ナビ・ケイタは、潜在能力をより影響力のあるものに変えるために、フォームとフィットネスを長く保つことができるだろうか?ジェームス・ミルナー、そしてヘンダーソンはいつまで活躍できるのか?そして、カーティス・ジョーンズとエリオットは、この最も競争の激しいチームでポジションを確保できるのだろうか?
では、リヴァプールは誰をターゲットにする可能性が高いのだろうか?
この夏、彼らがオーレリアン・チュアメニとの契約を検討していたことは知っているが、このフランス人選手はレアル・マドリーへの移籍を希望していたことが、かなり早い段階で判明した。
しかし、リヴァプールが獲得しようとしているのは、そのようなタイプの選手だ。若く、運動量が豊富で、経験も豊富だが、成長する余地も十分にある。「ベリンガムタイプ」と、この夏の初めにある情報筋は言っていた。
ドルトムントのジュード・ベリンガム。現在19歳(誕生日は6月29日)で、イングランド代表でもヘンダーソンの後継者との呼び声高く、10年以上中盤を支配し続けることができる選手であり、究極の長期投資だ。
クロップ監督は彼のファンだが(ファンでない人はいないだろう)、リヴァプールは彼の獲得競争が熾烈になることを承知している。マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、マンチェスター・シティが関心を示し、レアル・マドリーやバイエルン・ミュンヘンも同じように関心を示さなかったとしたら、それは驚きである。
1億ポンド(約160億円)の移籍金、特にベリンガムはクラブで最も稼ぐ選手の一人となるような給料を要求する可能性が高く、法外であることがわかるだろう。彼がこの冬のワールドカップで輝けば、この数字、および関心は上昇する。
リヴァプールの給与構造は慎重に管理されている。エースであるモハメド ・ サラーとの契約延長交渉が難航(要求されている給与が高いため)していることからも、分かるだろう。
そのようなクラブが、ベリンガムのような選手のために、獲得に向けてプッシュする意思があるかを見るのは、非常に興味深い。


