diaz rodrygo(C)Getty images

宿敵同士のバルセロナ&レアル・マドリー、今夏には「助け合う運命」?ルイス・ディアス&ロドリゴ巡り現地記者

スペインメディア『as』は、リヴァプールとバルセロナ、そしてレアル・マドリーを巡る移籍市場の駆け引きを伝えている。

昨季プレミアリーグを制すと、今夏の移籍市場ではフロリアン・ヴィルツを獲得するなど大型補強を続けるリヴァプール。一方で主力選手の去就も話題となっており、特にコロンビア代表FWルイス・ディアスは移籍を希望、すでにリヴァプール側がバイエルン・ミュンヘンのオファーを断ったことが報じられていた。

そして『as』によると、ルイス・ディアスに対してはバルセロナも熱心な関心を示しており、依然としてデコSD(スポーツダイレクター)の獲得リストの上位に位置している模様。リヴァプール側が要求する1億ユーロ(約173億円)はバルセロナの財政状況からは難しいものの、まだ獲得を諦めていないようだ。

一方でリヴァプールは、さらなる攻撃陣の強化に向けてレアル・マドリーFWロドリゴに注目。すでにアーセナルが争奪戦から撤退した中、リヴァプールが獲得の可能性を探っているとのこと。レアル・マドリーの評価額は1億ユーロだが、クラブワールドカップでの不振もあって移籍金は変動する可能性があるという。同メディアは、仮にルイス・ディアスを高額でバルセロナへ売却した場合、その資金の大部分をロドリゴ獲得に充てることができるとも指摘している。

そして『as』は、レアル・マドリーのメリットも指摘。ここまでシャビ・アロンソ監督体制下で1億7000万ユーロ(約294)近くを投じているレアル・マドリーだが、ロドリゴ売却に成功した場合、さらなる資金をチーム強化に投じることになるとも伝えられている。

『as』は「宿敵同士のバルセロナとレアル・マドリーだが、この夏は互いに理解し合い、ほぼ助け合う運命にある。一方は攻撃陣を完成させるため、一方は放出作戦を円滑に進めるため。しかしこの方程式にはもう1つの要素が必要であり、それは他でもない、リヴァプールだろう」と分析している。今後の動向に注目だ。

広告

ENJOYED THIS STORY?

Add GOAL.com as a preferred source on Google to see more of our reporting

0