リヴァプールのアルネ・スロット監督は、セットプレーから得点が多く生まれる現状について語った。
近年のプレミアリーグで特に注目されているのがフリーキックやコーナーキックを含むセットプレー。今シーズンここまでリーグ戦で生まれた全得点の27.5%をPKを除くセットプレーで占めており、2009-10シーズン以降2番目に高い割合のようだ。
中でもリヴァプールは、昨年末にセットプレーコーチのアーロン・ブリッグスが退任して以降、プレミアリーグの中でPKを除くセットプレーにおいてトップの得点数を記録している。
セットプレーが大きくチームの状況を変えている現状について、スロット監督は「このことを受け入れなければならない。特にプレミアリーグで顕著だと思う。他のリーグを見ても、ここまでセットプレーが強調されているとは感じない」と話し、以下に続けた。
「エールディヴィジの試合は今でも見ているが、ゴールが取り消されたり、GKへのファウルがきちんと取られたりするのを目にして、“なんて大きな違いなんだ”と思う。ここでは、ほとんどGKの顔にぶつかるほど接触しても、主審は“そのまま続けろ”と言うこともある」
「このことが好きかって? 正直、フットボールを愛する自分の心によれば好きではない。フットボールについて聞かれれば、私は10年、15年前のバルセロナを思い浮かべる。毎週日曜の夜、彼らの試合を見るのを楽しみにしていた。今、プレミアリーグで見る多くの試合は、私にとって純粋な喜びというわけではない。ただし、非常に競争が激しいので常に興味深い。それこそがこのリーグを偉大にしている理由だ。競争が激しく、全員が全員に勝つことができる」
「これがプレミアリーグの新たな現実だ。私たちがそれを変えることはできない。今サンデーリーグの試合を見に行っても、16歳の選手たちがセットプレーのことだけに完全に集中していても驚かないだろう」



