Liverpool FC v Chelsea FC - Premier LeagueGetty Images Sport

遠藤航の出場機会に影響も…リヴァプールOB、台頭する23歳MFを絶賛しつつ補強に持論

リヴァプールOBジェイミー・キャラガー氏は、チームの中盤について持論を展開している。

今季から指揮を執るアルネ・スロット監督の下で戦うリヴァプール。しかし中盤補強の必要性について叫ばれていた中、スペイン代表MFマルティン・スビメンディの獲得に失敗したことが伝えられると、同ポジションでの補強なしでシーズンをスタートすることに。それでも、ライアン・フラーフェンベルフが守備的MFとして大きな存在感を放って大活躍を見せている。だがキャラガー氏は、以前からもう1人中盤の選手が必要だと訴えており、1月に再びスビメンディ獲得に動くべきだと主張していた。

そんな中で20日、リヴァプールはホームでチェルシーと対戦。この試合では代表活動による長距離移動を考慮してかアレクシス・マクアリスターと遠藤航がベンチスタートとなった中、カーティス・ジョーンズが前節に続きプレミアリーグ2度目の先発入り。すると51分に決勝弾を奪うなど、2-1の勝利の立役者となっている。

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そんな23歳のリヴァプール下部組織出身選手について、『スカイスポーツ』で解説を務めたキャラガー氏は「素晴らしかったよ。傑出していた」とし、持論を展開している。

「フラーフェンベルフとマクアリスターがいる中で、彼はまだ自分がファーストチョイスであるか確信を持てない状況だ。だがピッチ上のクオリティと使った金額を考えれば、最高のパフォーマンスだったと思うよ」

「1月にスロットがスビメンディの代役を見つけるかどうかはわからないが、今日のジョーンズのプレーを見れば『ノー』だろう。今の彼に必要なのは一貫性だ」

なお、遠藤はこの試合で再び出番なし。プレミアリーグの出場は未だ2試合(2分間)のみと苦しい状況が続いている。カーティス・ジョーンズの台頭で出場時間がさらに限られる可能性があるが、キャラガー氏は以前に『Liverpool.com』で「(1月に)別の選手を獲得するならば、ワタル・エンドウは移籍すると思う」と予想していた。今後の動向に注目が集まっている。

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