Jessie-Lingard(C)Getty Images

「Kリーグ41年の歴史で最大の契約」リンガードのFCソウル加入に韓国大熱狂!歴代最多観客数51,670人を記録

元イングランド代表MFジェシー・リンガードのFCソウル加入に、韓国ではとてつもない反響を生んでいるようだ。『The Athletic』がロングコラムで紹介している。

7歳でマンチェスター・ユナイテッドに入団し、ファーストチームデビューを飾ったリンガード。その後の活躍により大きな注目を集め、これまでイングランド代表としても32試合6ゴールを記録し、2018年ワールドカップでは4位入賞に貢献。しかし、近年は期限付き移籍を繰り返し、2022年夏にマンチェスター・Uを退団。以降に加入していたノッティンガム・フォレストからは昨夏に退団して無所属に。今冬のヨーロッパの移籍市場最終日に1年間の延長オプションが付帯する2年契約で、韓国KリーグのFCソウルと口頭合意に至っていた。

そして、10日に2024Kリーグ1第2節が開催され、FCソウルは仁川ユナイテッドとホーム開幕戦を迎えた。スタジアムにはリンガードを見ようと5万1670人の観客が来場。Kリーグ最多観客数(4万7899人)を超える数字を記録している。

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仁川戦ではキックオフの4時間前から行列ができ始め、見渡す限りの行列ができていたという。FCソウルの開幕節の光州戦では、アウェイの7805枚のチケットが2分30秒で完売。仁川戦で記録した観客動員数は昨シーズンにFCソウルが記録した平均の2倍以上に。さらに、クラブの『Youtubeチャンネルは、新規視聴者数が800パーセント増加し、Kリーグクラブとして初めて登録者数が10万人を超えたとのこと。この熱狂には『リンガードゾーン』という言葉も生まれている模様だ。

31歳のリンガードは仁川戦で前半30分からプレー。試合後には「自分のためだけでなく、彼らのためにも頑張りたいし、彼らが僕に与えてくれるエネルギーを僕も彼らに与えたいんだ」と、感謝を語っている。

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