元イングランド代表MFジェシー・リンガードが5日、韓国に到着したようだ。
7歳でマンチェスター・ユナイテッドに入団し、ファーストチームデビューを飾ったリンガード。その後の活躍により大きな注目を集め、これまでイングランド代表としても32試合6ゴールを記録し、2018年ワールドカップでは4位入賞に貢献。
近年は期限付き移籍を繰り返し、2022年夏にマンチェスター・Uを退団。以降に加入していたノッティンガム・フォレストからは昨夏に退団して無所属に。その後、ウェストハムのトライアル参加やアル・イテファク(サウジアラビア)移籍の可能性など、去就に関して様々噂が浮上。今冬のヨーロッパの移籍市場最終日に1年間の延長オプションが付帯する2年契約で、韓国KリーグのFCソウルと口頭合意に至ったと報じられていた。
その報道通り、31歳のリンガードは月曜日の午後遅く、ソウルの西にある仁川国際空港に降り立ったと韓国『YONHAP NEWS』が写真と共に報道。「パーカーの上に黒のキャップをかぶり、同じ色のスウェットパンツをはいたリンガードは、警備員に案内されて待機していたバンに乗り込む前に、数人にサインをし、セルフィーを撮影。メディアの取材には応じなかった」と様子を伝えている。
リンガードはこの後、FCソウルでメディカルチェックを受ける予定だとのこと。順調にいけば、31歳のリンガードは「韓国のトップリーグに入団する史上最大の外国人選手」として、木曜日にソウルで行われる記者会見で紹介されることになるだろうと予想されている。
FCソウルは2019年にリーグ3位となってからは4シーズンで9位、7位、9位、7位と低迷中。しかし、2023年には、ホーム19試合で43万人強のファンを動員し、Kリーグ1で最大の集客力を誇っている。1シーズンに40万人以上の観客を動員したKリーグ1のクラブとしては、史上初の記録となっていた。、
