リールのMFナビル・ベンタレブが感動的なカムバックを果たした。
30歳のベンタレブは2024年6月に心停止を起こした。選手キャリアが終わるかもしれないと伝えられる中、ついに16日に行われたリーグ・アン第22節レンヌ戦でベンチ入り。76分からピッチに入ると、わずか4分後に先制点を挙げる。さらに、86分にアクポムが追加点を挙げ、リールが2-0と勝利している。
感動的な復帰戦となったベンタレブについてリールのブルーノ・ジェネシオ監督は「映画にでもなりそうだ。私は運を信じない。信じられないような、素晴らしい話だ。ナビルのゴールは我々を雲の上の存在にしてくれた。クラブの歴史、今シーズンの歴史、そしてもちろんナビルの心の中に刻まれることになるだろう」と喜んだ。
なお、この一戦でレンヌのFW古橋亨梧は73分から途中出場。デビューからいまだにゴールに絡むことはできていない。
