MontpellierGetty Images

リーグ・アンのモンペリエvsサンテティエンヌがサポーター暴動で中止…スタンドの一部で火災、ピッチに発煙筒など投げ込まれる

リーグ・アンのモンペリエ対サンテティエンヌがサポーターの暴動により中止された。

16日に行われたリーグ・アン第26節でモンペリエとサンテティエンヌがモンペリエの本拠地スタッド・ドゥ・ラ・モッソンで対戦した。リーグ最下位18位と17位の対戦は、53分までにアウェーのサンテティエンヌが2点のリードを奪う展開に。

すると60分に差し掛かろうとする際、モンペリエがCKを獲得すると、反対側のゴール裏スタンドの一部で炎が上がり、発煙筒などがピッチ内に投げ込まれる。場内アナウンスでホームサポーターを落ち着かせようとする一方で、危険と判断したレフェリーは両チームの選手たち対してドレッシングルームに戻るように指示して、試合は63分に中断された。

当初、試合は一時的な中断を経て再開するような動きもあったが、両チームの選手たちが引き上げてから約20分後に試合再開は不可能との判断となり、このまま中止されることが決定した。

なお、この一戦は当初からリスクが高いことが予想されており、アウェーのサンテティエンヌサポーターの入場は禁止されていた。

モンペリエでは2023年にもサポーターが暴徒化する事件があった。クレルモンとの一戦で、スタンドから投げ込まれた発煙筒がクレルモンGKモリー・ディアウに当たり、同選手はストレッチャーで搬送されて、試合はそのまま中止されていた。

フランス『RMC Sports』などによると、モンペリエはこの件を受けて、今後厳しい処分が受ける可能性があるようだ。

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