Luis-Enrique(C)GettyImages

PSG指揮官、マルセイユ戦後のエンバペとの確執を否定「さまざまな憶測が生まれている」

パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるルイス・エンリケ監督が、キリアン・エンバペとの確執報道を「嘘だ」と否定した。『ESPN』が伝えている。

これまで数回に渡って囁かれてきたエンリケ監督とエンバペの確執。先週末のリーグ・アン第27節マルセイユ戦では、65分に交代を命じられたエンバペが不服そうな表情を浮かべてピッチを後にしたことで、再び両者の関係に注目が集まっている。

エンバペは直近7試合でフル出場したのは1試合のみで、2月にシーズン終了後の退団の意向を示してからはベンチに置かれる機会も増えている。そんな中、エンリケ監督はマルセイユ戦で交代を命じられた際のエンバペのリアクションから侮辱を受けたのではないかと聞かれ、周囲から囁かれる確執を否定した。

「不思議なのは、嘘から生まれるすべてのことがサッカーの世界で起きていることだ。ある者が侮辱を捏造することで、さまざまな憶測が生まれている」

一方で、エンバペはマルセイユ戦後に右手にキャプテンの腕章を持ちながら頭を下げてピッチを後にする写真をインスタグラムに投稿するなど、クラブとの関係は平行線を辿っている。

エンリケ監督はエンバペが「心変わりして」来シーズンもPSGに残る可能性があると信じていると以前口にしたが、今でもエンバペの"態度"には満足していると語った。

「試合後は複雑な気分だし、とても疲れるよ。でも、キリアンを含めてすべての選手にとても満足している。彼は素晴らしい姿勢を示しているんだ」

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