パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長が、ルイス・エンリケ監督の将来に関する状況を明確にした。『レキップ』が伝えた。
現在54歳のエンリケ監督は、ローマやバルセロナ、スペイン代表の監督を歴任。2023年にはPSGの指揮官に就任し、最初のシーズンにはリーグ制覇を含む3つのトロフィー獲得に貢献した。
ただ、今季は少しばかりプレッシャーがかかる事態に。現在のリーグ戦では13試合を終えて無敗の首位に立っているものの、チャンピオンズリーグでは5試合を終えて1勝1分3敗で25位と厳しい状況に追い込まれており、欧州でのパフォーマンスを鑑みて監督に対する去就に注目が集まるようになっている。
それでも、エンリケ監督に対して信頼を口にしたのがアル・ケライフィ会長だ。『レキップ』の取材に対し、確かな信頼を置いていることを述べている。
「(エンリケ監督について)他で書かれていることは信じられず、むしろ馬鹿げていると感じているよ。ただ、それがサッカーに影響することは全くない。われわれには短期、中期、長期の戦略があり、監督、選手、そしてチーム全体に完全な信頼を置いているんだ」
PSGは12月10日にチャンピオンズリーグ第6節でライプツィヒと対戦。ここで勝利することで流れを変えることができるだろうか。


