マルセイユは18日、マンチェスター・ユナイテッドからイングランド人FWメイソン・グリーンウッドを獲得したことを発表した。
現在22歳のグリーンウッドは、マンチェスター・Uの育成組織出身で2019年3月のチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦でプロキャリアをスタート。17歳156日でのデビューは、チャンピオンズリーグにおいてマンチェスター・Uのユニフォームを着用した最年少選手となった。
その後、順調にキャリアを積み上げていったグリーンウッドだったが、22年1月に彼女に対する強姦と暴行容疑で逮捕されてクラブでの活動が停止に。2023年に入って起訴が取り下げられたが、双方合意の上で同クラブから退団することが発表され、ヘタフェにレンタルで加入することになった。
ただ、ヘタフェでは存在感を発揮。公式戦36試合の出場で10ゴール6アシストを記録し、評価を高めていた。
そんなグリーンウッドは今回、マルセイユに加入することが決定。来季からリーグ・アンでプレーすることが決まった。移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、移籍金2600万ユーロ(約45億2000万円)に加え、追加オプション500万ユーロ(約8億5000万円)に上るとのこと。また、マンチェスター・Uは、マルセイユが同選手を売却した際に発生する移籍金の50パーセントを受け取る権利を手にする見込みと伝えている。


