リヴァプールは、ファンがディオゴ・ジョタ追悼のために22万5000ポンド以上を集めることに成功したと発表した。
ジョタは2025年7月3日、交通事故で帰らぬ人となり、世界中が悲しみに暮れた。彼は、プレシーズントレーニングのためにイギリスへ戻る途中、兄のアンドレ・シルバと共に亡くなっていた。
そんな中でリヴァプールのサポーターは、ジョタ氏を偲んで総額22万6995ポンド(約4629万円)の募金を集めた。プレミアリーグ王者が発表したところによると、この募金は故ジョタ氏を偲ぶ草の根サッカープログラムの資金として活用される。
リヴァプールは他にも恒久的な追悼の品を制作する予定で、アンフィールドやAXAメルウッド・トレーニングセンターを含むレッズの全施設の花壇に供える花の供え物も設置される予定。残りの遺品は、ある企業によってリサイクルされ、記念彫刻作品として制作される予定だという。
7月にジョタ氏と弟が悲劇的な死を遂げて以来、リヴァプールのファンはユニフォームの背中に選手の名前を書いたり、クラブストアで記念Tシャツを購入したりすることで、選手への敬意を表してきた。この収益はリヴァプールの公式チャリティ団体であるLFCファウンデーションに寄付され、同団体は今後ポルトガル出身のジョタ氏を偲ぶ草の根サッカープログラムを立ち上げる予定だ。
また、アルネ・スロット監督は先月、ジョタの家族について契約金を全額支払う予定であることを明らかにしていた。


