2日のラ・リーガ第22節、バルセロナはホームでのアラベス戦に1-0で勝利した。この試合の決勝点を決めたFWロベルト・レヴァンドフスキは、チームがここから巻き返しを図るために、今後「すべての試合で勝利する」気概を示している。
アラベスの堅守に苦しんだバルセロナだが、61分にエースのレヴァンドフスキが決勝点を記録。FWラミン・ヤマルのボレーシュートが相手DFに当たり、こぼれたボールにいち早く反応して押し込んだ。
バルセロナは前日にエスパニョールに敗れた首位レアル・マドリーとの勝ち点差を4とすることに成功。試合後、スペイン『DAZN』とのインタビューに応じたレヴァンドフスキは、ウノセロ(1-0)による最小得点差の勝利にも、マドリーとの差を縮めたことに大きな価値を見出していた。
「僕たちは絶対に勝たなければならない試合なんだと自覚していた。いつも4〜5ゴールを決めて勝利できるわけじゃないし、ときにはこういった試合もこなさなければならない。今日の相手は守備ブロックをずいぶん下げていたけど、僕たちは攻守両面で落ち着きを持ち、注意を払ってプレーしていた」
バルセロナの今季ラ・リーガの成績は14勝3分け5敗……。昨季チャビ・エルナンデス前監督が率いたチームの敗戦数とすでに並んでおり、レアル・マドリー(15勝4分け3敗)、アトレティコ・マドリー(14勝6分け2敗)と比べても勝ち点3を落としている回数は多い。
レヴァンドフスキは、これ以上の敗戦は許されないことを強調し、全試合で勝利する意気込みを示している。
「僕たちはラ・リーガで負け過ぎた。ここからは、すべての試合で勝利しなくてはならない」


