バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキは、今季チームが見せているプレーに大きな手応えをつかんでいるようだ。
7日のラ・リーガ第9節、アウェーでのアラベス戦を3-0で制したバルセロナ。レヴァンドフスキはこの試合の全得点を前半の内に決めて、勝利の立役者となった。
8月に36歳となったバルセロナのエースだが、今なお全盛期の真っ只中にいるようだ。昨季の公式戦49試合26得点(ラ・リーガ35試合19得点)は、それはそれで素晴らしい数字だったものの、タイトルに恵まれなかったこともあって評価はされなかった。だが今季は公式戦11得点12得点(ラ・リーガ9試合10得点)という驚異的なペースでゴールを量産し、ラ・リーガ首位を走るバルセロナの大きな力となっている。
レヴァンドフスキはアラベス戦後、自身の好調の理由がチームのパフォーマンスの改善にあると語った。昨季には、思うようにボールが送られてこないと話していたポーランド人FWだが、そうした問題点が解消されたことを強調している。
「今はより多くのパス、最高のパスを、スペースがあるところで受けられているね」
「僕たちはプレシーズンから厳しい姿勢で練習に取り組んだ。チームは足りなかったところを改善することができたんだよ。僕たちはいつだって100%の力を出さないといけない。そして、このチームの選手たちなら最高のプレーを見せることができる」
その一方でハンジ・フリック監督は、バイエルン時代にも指導したことがあるレヴァンドフスキの決定力を称賛。同選手の生かし方は心得ているといった様子だ。
「ロベルトのことはミュンヘン時代から知っている。素晴らしいよ。ペナルティーエリア内やゴール前にいる彼は世界最高のストライカーだ。彼はいつだって、ゴールを決めるための心構えがあるんだよ」
