leverkusen240428Getty Images

レヴァークーゼン、またしても終了間際に追いつく!伊藤洋輝フル出場のシュトゥットガルトは2-0から追いつかれドロー

現地時間27日、ドイツ・ブンデスリーガは第31節が行われ、伊藤洋輝と原口元気の所属するシュトゥットガルトは敵地バイ・アレーナでレヴァークーゼンと対戦した。

バイエルンと2位の座を争っているシュトゥットガルトは、伊藤が11試合連続となる先発を果たし、原口はベンチからのスタート。初優勝を決めているものの、いまだに無敗を続けるレヴァークーゼンはジャカが欠場し、攻撃の中心であるヴィルツ、ボニフェイスがベンチからのスタートとなった。

立ち上がりから互いにコンパクトな陣形を維持し、隙がないタイトな攻防が続く。8分、高い位置でボールを奪い、ホフマンのパスにフリンポンが抜け出すも、エリア内右からのシュートはゴール左へと外れた。

以下に続く

シュトゥットガルトのチャンスは14分、ギラシが右サイドに展開し、ステルギウの右クロスをギラシ自らニアサイドに走り込んでヘディング。完全にフリーだったが、このヘディングはゴール右へとわずかに外れる。

29分にはレヴァークーゼンに決定機。アンドリッヒの縦パスに左サイドを抜けたグリマルドがエリア内に侵入してそのままシュートを放つと、GKニューベルがはじいてこぼれたボールをシックが押し込む。しかし、これはゴール上へと外れた。

互いに守備の良さが出て、シュートチャンスの少ない展開となる中、0-0のまま迎えた後半、レヴァークーゼンはターに代えてインカピエを投入。すると立ち上がりに試合が動く。

47分、ロングパスに抜け出したルウェリングがエリア内右から右足を振り抜くと、GKフラデツキーの股を抜けたシュートが左のポストを直撃。このこぼれ球に反応したフューリッヒが左足で押し込み、シュトゥットガルトが先制する。

さらに56分、ペナルティーエリア手前で浮き球を競り合ったウンダフがアンドリッヒと入れ替わり、そのまま右足でゴール左へと流し込んでシュトゥットガルトが追加点を挙げる。

2点のビハインドを背負ったレヴァークーゼンだが、シャビ・アロンソ監督は動かない。すると62分、左サイドで粘ったインカピエからグリマルドを経由してペナルティーエリア手前左でボールを受けたアドリが左足を振り抜くと、コントロールされたシュートがゴール右隅へと決まり、レヴァークーゼンが1点を返す。

息を吹き返したレヴァークーゼンは65分、アドリの左足シュートはGKニューベルが横っ飛びではじき、こぼれ球を押し込むも再びニューベルがブロックしてCKへと逃れた。

74分、両軍ベンチが動く。レヴァークーゼンはシックとホフマンを下げてヴィルツとボニフェイスを投入。シュトゥットガルトもウンダフとミロを下げてチョン・ウヨンとダフードを投入し互いに勝負に出る。

77分、右サイドからのFKのこぼれ球をコスヌが押し込みネットを揺らすが、これはオフサイドによりノーゴール。1点を追うレヴァークーゼンがシュトゥットガルトゴールへと迫る。

シュトゥットガルトは80分にフューリッヒとステルギウを下げてカトンパ・ムヴンパとルーオーを投入。レヴァークーゼンもスタスニッチとテラを投入して勝負はアディショナルタイムへ。

今シーズン、アディショナルタイムで多くのゴールを挙げてきたレヴァークーゼンに対し、シュトゥットガルトも集中した守備で耐えしのぐ。ついに公式戦45試合無敗の新王者が敗れるかと思われた終了間際のラストプレー。ペナルティーエリア左からのFKのこぼれ球をアンドリッヒが左足ボレーで押し込み、またしても土壇場で追いついたレヴァークーゼンが無敗記録を「46」試合に伸ばした。

■試合結果

レヴァークーゼン 2-2 シュトゥットガルト

■得点者

レヴァークーゼン:アドリ(62分)、アンドリッヒ(90+6分)

シュトゥットガルト:フューリッヒ(47分)、ウンダフ(56分)

広告