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レヴァークーゼン、退場者出しながらも終了間際に追いつき、PK戦の末に独スーパー杯を制す!

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現地時間17日、ドイツ・スーパーカップが行われ、レヴァークーゼンとシュトゥットガルトが対戦した。

昨シーズン、無敗で国内2冠を達成したレヴァークーゼンと、バイエルンを退けリーグ2位となったシュトゥットガルトによるスーパーカップ。レヴァークーゼンはジャカ、ボニフェイス、アンドリッヒらを先発させた一方、ヴィルツ、ター、フリンポン、グリマルドがベンチからのスタートとなった。

先制したのはそのレヴァークーゼン。11分、セットプレー崩れからアレイクス・ガルシアの左クロスをファーポストのタプソバが頭で折り返すと、ボニフェイスが押し込んでレヴァークーゼンが幸先よく先制する。

しかし15分、ペナルティーエリア左からのミッテルシュテットの折り返しを、ゴール前のミロットがダイレクトでゴール右へと流し込み、シュトゥットガルトがあっさりと試合を振り出しに戻した。

追いついたシュトゥットガルトが攻勢に出る中、迎えた37分、デミロビッチに対してテリエが足裏からタックルに行ってしまい、まさかの一発退場。レヴァークーゼンは10人での戦いを余儀なくされた。

数的不利となったレヴァークーゼンは41分、ボニフェイスを下げてターを入れ、守備の穴を埋める。数的優位のシュトゥットガルトは42分、左サイドからカットインしたフューリッヒのシュートをGKフラデツキーがたまらずはじき、こぼれ球をミロットが押し込むもクロスバーを叩いた。さらにアディショナルタイムにはシュテンツェルのミドルシュートが右のポストを直撃し、1-1のまま試合を折り返した。

後半、逆転したいシュトゥットガルトは62分、シュティラー、ミッテルシュテット、ルウェリングに代えてウンダフ、カトンパ・ムブンパ、クレツィヒを投入。一気に3人を入れ替えて勝負に出る。

するとそのわずか1分後、カウンターから左サイドを駆け上がったクレツィヒの折り返しを、ゴール前のウンダフが合わせてシュトゥットガルトが逆転に成功。交代で入ったばかりの2人がチームに逆転ゴールをもたらした。

ついに逆転されたレヴァークーゼンのベンチも動く。73分、アンドリッヒ、テラ、アドリを下げてヴィルツとフリンポン、シックを投入する。

しかし流れはシュトゥットガルト。75分、ゴール前でフューリッヒがボールを奪い返し、ラストパスをウンダフが押し込むが、ギリギリのところでクリアされた。

レヴァークーゼンの決定機は79分、ジャカのスルーパスに抜け出したシックがGKニューベルと1対1を迎えるが、ここはニューベルがブロック。このこぼれ球をベロシアン、さらにはフリンポンが反応するも、シュトゥットガルト守備陣の粘りもあり押し込むことはできなかった。

残り5分を切り、レヴァークーゼンはベロシアンに代えてグリマルドを投入し、数的不利ながらも猛攻を仕掛ける。すると88分、ヴィルツの落としからグリマルドのスルーパスに抜け出したシックがGKニューベルを破り、レヴァークーゼンが土壇場で同点に追いついた。

アディショナルタイムの5分間はレヴァークーゼンが数的不利をまったく感じさせない猛攻を続けるが、スコアは動かず2-2のまま後半終了。規定により延長戦なしでPK戦へと移った。

PKでは、3人目のクレツィヒと5人目のカトンパ・ムブンパが失敗した先攻のシュトゥットガルトに対し、4人全員が成功させたレヴァークーゼンが4-3でPK戦を制し、クラブ史上初めてドイツ・スーパーカップを手にした。

■試合結果

レヴァークーゼン 2(4PK3)2 シュトゥットガルト

■得点者

レヴァークーゼン:ボニフェイス(11分)、シック(88分)

シュトゥットガルト:ミロット(15分)、ウンダフ(63分)

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