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レヴァークーゼン、29戦無敗のままブンデス初優勝を達成!ヴィルツのハットトリックなどでブレーメンを5発粉砕

現地時間14日、ドイツ・ブンデスリーガは第29節が行われ、レヴァークーゼンはホームのバイ・アレーナにブレーメンを迎えた。

勝てば無敗での優勝が確定するレヴァークーゼンは、10番のヴィルツがベンチスタート。それでも負傷者続出中のブレーメンに対して充実した陣容で、バイ・アレーナに詰めかけた超満員のサポーターの前で初優勝を飾るべく、立ち上がりからブレーメンを圧倒する。

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早くも守勢に回ったブレーメンはピンチが続くものの、最後のところで体を張って耐えしのぐ。

迎えた22分、テラの右からの折り返しにホフマンが飛び込むも、マラティーニが後ろから足を出してブロック。かろうじて決定機を阻止したかに思われたが、VARの結果、レヴァークーゼンにPKが与えられる。このPKをエースのボニフェイスが沈め、レヴァークーゼンが幸先よく先制した。

その後もレヴァークーゼンのペースで試合が進み、38分にはエリア内左に切り込んだアドリのシュートはクロスバーを叩く。決まっていれば、ブレーメンにとってはかなり厳しい展開となっていた。

1点をリードして後半を迎えたレヴァークーゼンは、アドリに代えてヴィルツを投入。

60分、ミドルレンジでボニフェイスからの横パスを受けたジャカがダイレクトで左足を振り抜くと、強烈なシュートがゴール左へと決まり、レヴァークーゼンが待望の追加点を挙げた。

ここで手を緩めないのがシャビ・アロンソ監督のレヴァークーゼン。68分、ペナルティーエリア手前で前を向いたヴィルツが右足を振り抜くと、強烈な無回転シュートがGKツェッテラーの頭上に吸い込まれ、レヴァークーゼンが試合を、そして優勝を決定づける3点目を奪った。

その後もブレーメンにペースを渡さなかったレヴァークーゼンは、84分にスルーパスに抜け出したヴィルツが4点目を挙げて勝負あり。さらに90分にもゴールを決めたヴィルツはハットトリックを達成。初優勝の瞬間を待ちきれないサポーターがピッチサイドまで下りてきてしまうハプニングもあったが、5試合を残して無敗のままブンデスリーガ初優勝を成し遂げた。

■試合結果

レヴァークーゼン 5-0 ブレーメン

■得点者

レヴァークーゼン:ボニフェイス(25分PK)、ジャカ(60分)、ヴィルツ(68分、83分、90分)

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