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選手を信じたフィッカデンティ監督、名古屋グランパスをルヴァンカップ初戴冠に導いた言葉「お前たちはこんなもんじゃない」

ルヴァンカップ決勝の名古屋グランパス対セレッソ大阪が30日に埼玉スタジアム2002で開催され、名古屋が2-0で勝利した。試合後、名古屋のマッシモ・フィッカデンティ監督が会見で喜びを語った。

大会初制覇を狙う名古屋と4年ぶりの優勝を目指したC大阪がタイトルをかけて激突。試合は0-0で迎えた後半立ち上がり、相馬勇紀の左CKから前田直輝が押し込み、名古屋が先制する。79分にはシュヴィルツォクのシュートをGKが弾くと、これを狙った稲垣祥が決めて2-0に。そのまま完封した名古屋がクラブ史上初のルヴァンカップ戴冠を果たした。

前日会見で「この2年間、本当に大変だった」と話していたフィッカデンティ監督。2019年シーズンの途中就任からチームを構築し、名古屋をカップ王者に導いたイタリア人指揮官は、「クラブとして国内で唯一足りなかったルヴァンカップのタイトルを勝ち取れました。国内ですべてのトロフィーを手に入れるということはグランパスもこだわったので嬉しいです。この2年、選手たちはサッカーのためにいろんなものを我慢しました。報われたので良かったです」とチームを称えた。

また、試合内容については、「最初の20分で主導権を握って、点が奪えてもおかしくなかったですが、前半の半ばから押し込まれたので、ハーフタイムに修正を指示しました。2点目を取ってからは、勝ってしかるべき戦いができたと思います」と振り返った。

また、AFCチャンピオンズリーグ敗退、そして27日に天皇杯準々決勝でC大阪に0-3で完敗したことからのチームに対するアプローチについて、フィッカデンティ監督は「(最近の結果は)選手たちがメンタルのコントロールが難しい中で、控えているルヴァンカップ決勝のことに気持ちがいってしまったり、(その中で厳しい日程もあって)1つ1つの試合に集中できないこともあったと思います。それでも、選手たちには『天皇杯の姿は知り合いと思いたくないものだった。一緒にやってきた選手と思いたくない。お前たちはこんなものじゃない』というような強い言葉を発しました。選手たちにその角度からアプローチをしました」と選手に発破をかけて奮起を促していたことを明かした。

ルヴァンカップ初優勝を果たした名古屋は現在、リーグ戦で4位に位置。この後はAFCチャンピオンズリーグ出場権獲得を見据えることになる。

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