マンチェスター・Uとの大一番を前に…レスター指揮官「トップ4逃せば大きな失望」

【欧州・海外サッカーニュース】レスター・シティ（プレミアリーグ）は4シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場権を獲得できるのだろうか。

レスター・シティのブレンダン・ロジャーズ監督は、トップ4を逃せばクラブにとって大きな失望であると認めた。

今シーズン、序盤から好調を続け、年明けまでリヴァプールに次ぐ2位と快進撃を見せたレスター。“奇跡のプレミアリーグ優勝”を成し遂げた2015-16シーズン以来となるチャンピオンズリーグ（CL）出場権の獲得が期待されていたが、シーズン後半戦は失速し、再開以降の8試合で稼いだ勝ち点はわずかに9ポイントのみで、最終節を前に5位に転落した。

CL出場権を懸けて最終節にホームに迎えるのは、3位マンチェスター・ユナイテッド。両チームは勝ち点1差、同得失点差と、4位チェルシーがウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズに負けない限り、レスターには勝利のみが求められる状況だ。しかし、ベン・チルウェル、ジェームズ・マディソン、カグラル・ソユンチュと躍進を支えた3選手を欠いての一戦となる。

以下に続く

この試合を前にロジャーズ監督は、シーズンの中で後悔があるかと問われ「ノー。後悔しても遅いといつも言ってきた。リーグ戦が38試合で終わる中、多くの人が20試合終了時点で我々がチャンピオンズリーグを獲得したと言っていた。正しい道を最後まで歩まなくてはいけない」と回答し、以下に続けた。

「仮に我々がトップ4に入れなければ、大きな失望になるだろう。しかし、そうなったとしても、来シーズンに向けて大きな糧になる。我々は好位置につけていたが、この状態を続けなければいけない。それに、このチームには依然として大きな改善が必要であることを示している」