終盤に両チームがファインゴール…CL出場権確保を狙うレスター、再開初戦はドロー

【欧州・海外サッカーニュース】レスター・シティがプレミアリーグ再開初戦でドロー。

プレミアリーグ第30節のワトフォードvsレスター・シティが20日にヴィカレージ・ロードで開催された。

チャンピオンズリーグ（CL）出場権確保を見据える3位レスターが、残留争い中の17位ワトフォードとのアウェー戦でリーグ再開初戦を迎えた。

立ち上がりはホームのワトフォードが押し込んだが、徐々にレスターが試合を支配。最前線のヴァーディにボールを集めて、積極的にフィニッシュへと持ち込んでいく。

以下に続く

それでも、36分には相手のミスを突いたワトフォードに決定機。高い位置でエンディディからボールを奪うと、正面のデゥクレが枠内シュートに持ち込む。しかし、これはGKシュマイケルのファインセーブに遭い、先制点とはならなかった。

0-0で迎えた後半、力強い入りを見せたワトフォードは48分、キャプーのスルーパスで最終ライン裏に抜け出したサールがGKと一対一に。しかし、シュートは両手いっぱいに広げたシュマイケルの見事なセーブに阻まれる。

終盤にかけてはレスターが攻勢に出る。75分にボックス右からオルブライトンがポスト直撃のシュートを放つと、直後にもマディソンが枠内に鋭いシュートを飛ばす。しかし、これはGKフォスターのビッグセーブに遭った。

それでも、90分にはついにレスターが試合を動かす。ボックス左角でフィードを受けたチルウェルが左足を一閃。ゴール右上隅にシュートを突き刺すファインゴールでレスターが先制した。

しかし、すぐさま反撃に出たワトフォードはアディショナルタイム3分、CKからゴール前のドーソンがバイシクルシュート。これがGKシュマイケルの手を弾き、ネットに収まった。

結局、試合はそのまま終了。終盤に動いた試合で両チームが勝ち点を分け合っている。