レスター・シティが今後プレミアリーグから処分を受けることが発表された。
2015-2016シーズンにエンゴロ・カンテやリヤド・マフレズ、岡崎慎司、そして現在もプレーするジェイミー・ヴァーディを擁して“奇跡”のプレミアリーグ優勝を飾ったレスター。しかし、その7年後の昨シーズンにプレミアリーグから降格し、今シーズンはチャンピオンシップ(イングランド2部)に所属して1年での再昇格を目指している。
現在、消化試合が少ない中でチャンピオンシップ2位につけ、プレミアリーグ復帰も現実味を帯びるレスターだが、先日から財務違反に関するスキャンダルに揺れている。過去3年間で許容される1億500万ポンド(約200億円)の損失額を超過するプレミアリーグのプロフィット・アンド・サステイナビリティ・ルールズ(PSR)に違反した可能性があり、新シーズンに厳しい処分を受ける見込みだ。
プレミアリーグは21日に声明の中で「レスター・シティFCがPSRに違反し、リーグに監査済みの会計報告書を提出しなかった疑いがあり、独立委員会に委ねた。この疑いのある違反は同クラブがプレミアリーグのメンバーだった2022-23シーズン終了までの評価期間に関連したものだ。レスター・シティはプレミアリーグが新たな規則を導入する前にチャンピオンシップに降格した。そのため、手続きは独立委員会が設定するスケジュールに則って行われ、最終決定はプレミアリーグのウェブサイトで公表される」と伝えた。
プレミアリーグは、今シーズンからPSR違反に対して厳格な姿勢示し、迅速な処分を実施。エヴァートンに対しては勝ち点10剥奪(のちに勝ち点6剝奪に軽減)が命じられ、先日にはノッティンガム・フォレストも勝ち点4を剥奪されていた。そのため、レスターも新シーズンに勝ち点剥奪の処分が科されると予想されている。
この処分を受け、レスターは声明の中で「レスター・シティはプレミアリーグが本日取った行動に驚いている。現在プレミアリーグのクラブではないにもかかわらず、この件に関してプレミアリーグに協力するためのクラブの努力に関係なくプレミアリーグがLCFCを処分することを選択したことに非常に失望している」と伝え、さらに「必要であればフットボール機関の非合法的な動きからクラブを守り続ける」と強い言葉を用いて今回の決定を非難した。


