レガネスに所属する日本代表MF柴崎岳が、25日に行われたラ・リーガ2部第36節、アウェーでのアルコルコンで大車輪の活躍を見せた。スコアを1-1のタイに戻すゴール、さらに2ゴール目をアシストして、チームの逆転勝利に貢献している。
同じくスペイン首都に拠を構えるアルコルコンのスタジアムに乗り込んだレガネスは、8分にPKから失点する厳しい展開を強いられる。しかしその後、2戦連続でスタメン出場を果たした柴崎が流れを変えた。
4ー2-3-1で2ボランチの一角として柴崎は、ボール奪取からの素早い展開の中で全速力でゴールへとダッシュ。右サイドに開いたアビレスが送ったグラウンダーのクロスにスライディングで飛び込み、ボールを枠内に押し込んでいる。柴崎にとっては、これが今季ラ・リーガ2部2得点目。
柴崎はさらに59分、ペナルティーエリア手前でボールを受け取ると、左サイドからフリーでエリア内に走り込むアルナイスに絶妙なスルーパス。アルナイスが日本人のお膳立てをしっかりとモノにして、レガネスは逆転勝利を果たしている。
3試合ぶりの勝利を収めたレガネスは、勝ち点61で昇格プレーオフ圏内(3〜6位)の4位に位置。自動昇格圏(1〜2位)の2位マジョルカとの勝ち点差は7となっている。残りは6節。調子を上げる柴崎の活躍も、1部復帰を目指すレガネスの鍵を握りそうだ。
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