ao-tanaka(C)Getty Images

今夏移籍の田中碧、CLやEL出場クラブからも関心があった?リーズ移籍の理由を現地メディアが分析

今夏リーズへ移籍した日本代表MF田中碧だが、少なくとも3クラブが獲得に乗り出していたようだ。『The Athletic』が伝えている。

2021年夏に川崎フロンターレからデュッセルドルフに新天地を求めた田中。3年間で95試合に出場するなど中心として活躍、日本代表にも定着するなど成長を見せると、様々なクラブからの関心が伝えられてきた。

そんな田中だが、今夏ついに新天地を求めることが決定。2シーズン前までプレミアリーグに在籍し、現在はチャンピオンシップ(イングランド2部)で戦う古豪リーズへ移籍市場最終日に加入している。しかし、日本代表MFの獲得に動いたのはイングランドのクラブだけではなかったようだ。

『The Athletic』によると、今夏にはチャンピオンズリーグ出場権を持つセルティック(スコットランド)やヨーロッパリーグ出場のミッティラン(デンマーク)、さらにはセスク・ファブレガス監督が指揮し、ラファエル・ヴァランやセルジ・ロベルトらが在籍するコモ(イタリア)も新天地候補に挙がっていた模様。それでも、田中自身が「リーズがキャリアの次のステップとして最善」と判断したと伝えている。

また同メディアは、移籍決定数時間後のハル・シティ戦(2-0)でいきなりデビューを飾った田中のパフォーマンスについて、「カルトヒーローになるポテンシャルがある」と評価。さらに、リーズは昨季のレギュラーシーズンで中盤の選手にゴールがなかったことを懸念しており、「タナカはグレン・カマラよりもボックス・トゥ・ボックスの選手で、プレースタイルによりレアル・マドリーのジュード・ベリンガムと比較されてきた。さらに、様々な中盤の役割をプレーする能力もある」とし、得点力などに期待を寄せた。

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