ル・アーヴルは、瀬古歩夢の獲得を発表した。
セレッソ大阪出身の瀬古は、2022年1月にスイスのグラスホッパースに加入。3年半在籍したクラブで公式戦126試合に出場し、昨シーズンも累積による出場停止を除くリーグ戦37試合に出場して、守備陣の主力として活躍した。また、2023年3月には日本代表デビューを飾り、ここまで7キャップを記録している。
そんな瀬古だが、今夏に契約満了に伴ってグラスホッパースから退団することが決定。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手に対してはヨーロッパの複数のクラブからの関心が届いていたようだが、先日からフランスのリーグ・アンに所属するル・アーヴル加入に近づくことが伝えられてきた。
そして22日、ル・アーヴルは瀬古の加入を発表。両者は2027年夏までの2年契約を締結した。なお、この移籍はフリートランスファーのため、移籍金は発生しない。
ル・アーヴルは公式ウェブサイトの中で「日本人選手が初めてHAC(ル・アーヴル)のユニフォームを着る!7キャップを誇る日本代表選手の意志と自己犠牲心は、そのキャラクターで名高いル・アーヴルのチームでも通用するはずだ!ようこそ、アユム」と伝えた。
なお、新シーズンのリーグ・アンでプレーする日本人選手は、南野拓実、オナイウ阿道に続き、瀬古が3人目となる。


