Tudor LazioGetty Images

鎌田大地の退団余波?ラツィオ指揮官の今後に伊紙が注目…「どんでん返しの可能性はある」

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ラツィオのイゴール・トゥードル監督が3日、クラウディオ・ロティート会長と面会したようだ。しかし退任の可能性もあると、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

3月に就任したトゥードル監督の下でセリエA9試合連続で先発、1ゴール1アシストの活躍を見せた鎌田大地。しかし日本代表MFとラツィオの契約延長交渉は決裂し、クラブ側は早くも来シーズンの構想の変更を余儀なくされた。

そして『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、今後の計画を練るためトゥードル監督が代理人を伴ってフォルメッロを訪問し、ロティート会長やアンジェロ・マリアーノ・ファビアーニSD(スポーツディレクター)と会談を行ったという。

しかし、昨夏に加入したばかりのマテオ・ゲンドゥージやニコロ・ロヴェッラ、グスタウ・イサクセンらの去就を巡って、トゥドール監督は放出を許可するものの、クラブ側は非売品とするなど意見が異なる模様。また、クラブは補強ポイントに関して指揮官の指示を仰ぐものの、その後は独立して動く方針と見られている。こうしたクラブの姿勢について、同メディアは「トゥードルを驚かすものではないが、当然、熱狂させるものではなかった」と指摘している。

また同メディアは、クラブは指揮官に対して「監督は君であり、考えを変えるつもりは全くない」と伝えたとしつつも、「監督の方が疑念を抱えている。会談に代理人を同行させたのも偶然ではない」と主張した。

さらに「少なくとも現在、亀裂が目と鼻の先に迫っているわけではないが、その可能性は排除できない。別れは不可能ではない」とトゥードルの退任の可能性も指摘。この場合、ボローニャ行きが囁かれているヴィンチェンツォ・イタリアーノが「先にボローニャとサインしない限り、彼がトゥードルの代役となるかもしれない。彼をラツィオのベンチへともたらす、どんでん返しの可能性がまさにある」と分析した。

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