lazio-kamada(C)Getty Images

なぜ鎌田大地は指揮官交代で出番が急増?ラツィオ監督「驚くことではない。あらゆる才能を持っている」

ラツィオの指揮官イゴール・トゥドールが22日、コッパ・イタリア準決勝2ndレグのラツィオ対ユヴェントス戦の前日会見に出席し、逆転での決勝進出に意欲を見せたほか、MF鎌田大地に言及した。

2日にアリアンツスタジアムで行われた1stレグを0-2と落としたラツィオ。指揮官はホームのスタディオ・オリンピコでの第2戦に意気込みを示した。

「強豪を相手に決勝進出を懸けて戦うのであり、重要な試合になるだろう。最後まで勝ち抜けるように挑戦し、ミスをせず、完璧な試合をする必要がある。これが我々の目標だ。そのうえで何が起きるか見守ってみよう」

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「ユヴェントスとは2回対戦したが、毎試合が異なる。ベースは常に同じかもしれないが、極めて多くの細部が試合を方向付ける可能性がある。難しい一戦だが、信じるべきだ。選手たちの士気は高く、(逆転を)信じている」

また記者会見では、新指揮官の元で立場が一転した鎌田に関する質問が飛んだ。マウリツィオ・サッリ前監督時代は途中出場がほとんどだったものの、トゥドール体制ではリーグ戦4試合連続で先発している。イタリア人記者が「昨夏の移籍市場で、重要なクラブからやって来たカマダは最も期待されていた選手だった。カマダのような選手は、どれほど決定的になれるのか? 単純に自信の問題なのか? どこを改善するべきか?」と尋ねると、ラツィオ指揮官が語った。

「カマダのことはかなり話をした。これまでに3~4回も質問を受けている。私は毎回同じことを説明しているが、ある種のプレースタイルに対して、より適性がある選手もいれば、そうでない選手もいる。監督が気に入る場合もあれば、そうでないこともある」

「私自身もそのような経験を何度もした。前監督の下で出場していたが、私の下で出場機会が減った選手もいる。カルチョにおいて、毎日あらゆるチームで起こっていることであり、驚くようなことではない。いずれにせよ、カマダは申し分のない青年だ。あらゆる才能を持っていて、どれも良いレベルにある。そこが重要だ」

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