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サッリの電撃辞任…ラツィオの激震を伊記者が分析「完全なる混乱。会長や選手全員に責任」

MF鎌田大地が所属するラツィオで起きた激震について、イタリア人ジャーナリストのジャンニ・ベッツィ氏が地元ラジオ局『ラディオセイ』の番組内で見解を示した。

今シーズンは開幕直後からリーグ戦で低迷が続き、好成績を収めていたチャンピオンズリーグ(CL)においてもラウンド16でバイエルン・ミュンヘンに屈して敗退となったラツィオ。11日のセリエA第28節で格下のウディネーゼに1-2と敗れて4連敗を喫すと、指揮官のマウリツィオ・サッリが電撃辞任をして波紋が広がった。

クラウディオ・ロティート会長は、次戦のフロジノーネ戦へ向けてアシスタントコーチのジョヴァンニ・マルトゥシェッロ氏に暫定監督の座を託したが、他のスタッフ全員が辞任を申し出るなど混乱が続く。そんな中、イタリア国営放送『Rai』のベッツィ記者は、ラツィオの現状を分析した。チーム瓦解の火種は、すでに昨夏からくすぶっていたと指摘する。

「ラツィオで起きている激震は、昨夏の合宿中に生まれたものだ。あの時、すでに最初の亀裂が生じ始めていた。ラツィオにとって唯一の好材料は、コッパ・イタリアで勝ち残っていることだが、現在の状況においては、主役全員が気に入らない」

「私は、会長から選手、監督に至るまで全員に責任があると考えている。このクラブには計画性がなく、目の前の一日を過ごすことしかしていない。監督がいなくなったら、1分前まで一緒に指導していたアシスタントコーチを引き留めてチームを託すなんて、信じられない。本当に暫定監督が必要ならば、私はマルトゥシェッロを選んだりしない」

さらにイタリア人記者は、緊急合宿を拒否する意思表示をしてロティート会長と衝突したとされるDFアレッシオ・ロマニョーリの態度を批判したほか、政治活動でも多忙なラツィオ会長による舵取りに疑問を呈した。

「合宿に対するロマニョーリの反応も気に入らなければ、その合宿が丸一日にも満たなかったことも気に入らない。カオスだ。完全なる混乱にある」

「サッリが辞任した日、ロティートがフォルメッロへやって来たのは21時だった。それまで他に仕事があったのだろう。ロティートは、ラツィオやファンのためを思うならば、『ラツィオを売りに出す』と言うべきだ。もはやクラブの面倒を見ることができていないのだからね」

ラツィオは昨夏、CL出場を踏まえて鎌田やマテオ・ゲンドゥージ、グスタウ・イサクセンやタティ・カステジャーノスらを獲得したが、イタリア人記者は補強方針にも苦言を呈した。

「昨夏はCLのボーナスを得て、(セルゲイ)ミリンコヴィッチ(サヴィッチ)の売却金を得たのに、どうしてゲンドゥージ以外に高いレベルの選手を獲得しなかったのだろうか。ロティートは何でも1人でやろうとするが、それで結果的にカオスが生まれる」

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