ミランを退団した元イタリア代表DFアレッシオ・ロマニョーリが11日、ラツィオ移籍へ向けてローマに到着した。ラツィオがクラブの公式ツイッターを通じて伝えた。
ローマ生まれでローマの下部組織出身のロマニョーリは、サンプドリアを経て2015年夏にミランへ移籍。7シーズンにわたってミラノでプレーし、昨シーズンは主将としてセリエA優勝カップを空に掲げた。だが近年はDFフィカヨ・トモリやDFピエール・カルルら新加入のライバルの台頭に加え、自身のフィジカルトラブルも重なって出場機会は激減。こうした中、ロマニョーリはミランとの契約延長を見送ることを決断し、先月末で期間満了によりクラブを退団した。ミラノでは公式戦通算247試合10ゴール3アシストを記録した。
今夏の移籍市場では、ラツィオのほか、プレミアリーグのフラムから熱視線を浴びていたロマニョーリ。かねてよりラツィオファンとして知られる27歳DFは、2014年夏のサンプドリア移籍以降、8年間離れていた故郷ローマへの帰還を選択した。ラツィオは公式SNSを通じ、元ミラン主将が11日、ローマのフィウミチーノ空港に到着したこと報告。ロマニョーリは「やっとだ！」と語り、ラツィオ入りを喜んだ。
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なお『コリエレ・デロ・スポルト』によれば、契約は5年間。年俸はボーナスを含めて340万ユーロ（約4.7億円）程度とされている。元ミランのセンターバックは、12日にもメディカルチェックへと臨む見通しとなっている。
