ラツィオ指揮官シモーネ・インザーギが、ローマ・ダービーでの3発快勝を喜んでいる。
現地時間15日に行われたセリエA第18節、ラツィオvsローマの一戦は3-0で決着。ラツィオは前半でチーロ・インモービレ、ルイス・アルベルトがゴールを決めると、L・アルベルトが67分にダメ押し点を決め、3点差でダービーは決着した。
試合後、インザーギ監督は『Sky Sport Italia』に対して、「明確な決意、攻撃への意識、ペース、スタミナと多くの素晴らしいパフォーマンスをお見せすることができた」と述べ、選手たちの奮闘を労った。
「この勝利はとても満足ができるものだ。全力を尽くして戦ったよ。今季、勝ち点の取りこぼしが多かったことは事実だ。新型コロナウイルスによって多くの主力を欠く状況もあった。とりわけ2日半ごとに過密日程が続いた時は本当に疲弊しきっていた。ブルージュへの遠征時(2020年10月28日)はトップチームの選手が12人しかいなかったからね」
「ローマ戦では序盤から(フェリペ)カイセドと(チーロ)インモービレに高い位置からチェイスするよう指示していた。結果的にショートカウンターのチャンスも多く生み出せたし、作戦が奏功したね。ダービーでの勝利に直結した」
ラツィオはこれで暫定7位に浮上。中位での戦いを余儀なくされているが、インザーギ監督は昨今の社会情勢を踏まえつつ、さらなる上位浮上に向けて気概を示した。
「勝つことができたかもしれない試合でいくつか引き分けてしまった。そのためにラツィオは現在、上位ではない位置にいる。皆さんご存知のとおり、新型コロナウイルスによってカルチョの世界が大きく変わってしまった」
「この状況で最後まで全力を尽くす。そしてラツィオでは頑張ってくれている教え子たちをローテーションしつつ、毎試合臨んでいきたい。彼らの頑張りがあるから、私は指揮官として5年以上幸せを感じているんだ」
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