Mourinho Lazio RomaGetty

ローマダービーに恨み節のモウリーニョへラツィオ幹部「敗北を受け入れることも学ぶべき」

ラツィオのイグリ・ターレSD(スポーツディレクター)が30日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じてローマ指揮官ジョゼ・モウリーニョに注文を付けた。

ラツィオは26日に行われたローマとのダービーにおいて3-2と勝利を収めたが、敵将のモウリーニョはこの結果に不満。30日のカンファレンスリーグのゾリャ戦後のインタビューにおいても、「我々が試合を支配し、相手は小さなクラブに見えたが負けてしまった」などとこぼした。

ラツィオのターレSDは、そんな恨み節のポルトガル人指揮官に対してクレームを入れた。「モウリーニョのコメントは気に入らない。敗北を受け入れることも学ぶべきだ。勝利を収めた今日のゾリャ戦のように、全力を尽くすようにするべきだ。ローマに不利となる誤審がなかったことをエピソードごとに分析しただけで十分だと思う」と述べた。また「勝利を収めることで、次の勝利につながる。ダービーで自信を得ることができた」などと語った。

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しかしラツィオSDの発言からわずか2時間後、ローマのゼネラルマネージャー、チアゴ・ピント氏が反論。「ウディネーゼ戦、ラツィオ戦と開催時期が非常に近い2試合では完全に異なる判定基準だった。ローマはその損害を受けたと考える。誰ともケンカするつもりはないが、このことを強調したかった」と語り、不利な判定によりダービーでの勝利を逃したことを改めて強調した。

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