ラツィオOBでイタリア人人気解説者のマルコ・マローロ氏が、『GOAL』のインタビューで古巣について語ってくれた。
昨シーズンはセリエA準優勝の好成績を収めたラツィオ。だが今シーズンはリーグ戦で低迷が続いており、その要因の1つに主力のセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの退団が挙げられている。
類まれな才能を持ち、ラツィオで絶対的な地位を築いたミリンコヴィッチ。だがそんなセルビア代表MFが28歳にして選んだ移籍先がサウジアラビアのアル・ヒラルであったことは物議を醸した。OBのパローロ氏は、ミリンコヴィッチが選手としてラツィオ止まりとなり、さらなる飛躍を果たせなかった理由を論じた。
「彼はそういうタイプなんだ。彼は自分のいる場所に満足していた。ラツィオが大好きで、ローマの街が大好きで、その環境が居心地良く感じていたのだろう。自身がイタリアで圧倒できることはわかっていたはずであり、自身がどれほど貢献できるのかわかっていた。彼はそれ以外に何も必要としていなかった」
「彼は少しメンタル面で怠け者なのだろう。素晴らしい特徴を持っていることは示していたが、この怠慢があったために、より重要な舞台を目指そうとする意思が生まれなかったのだろう。彼は常にイタリアでプレーを楽しみ、実力を示してやりたいようにやっていた」
ミリンコヴィッチの抜けたラツィオの右インサイドハーフを巡っては、新加入のMF鎌田大地とMFマテオ・ゲンドゥージがポジション争いを繰り広げ、フランス人MFがレギュラーの座をつかんだ。パローロ氏が見解を示した。
「ゲンドゥージがミリンコヴィッチの代役になることはできない。だが彼は多くを与えてくれる選手だ。むしろミリンコヴィッチとゲンドゥージが同時にチームにいたら面白かったかもしれないね。中盤にゲンドゥージ、ミリンコヴィッチ、ルイス・アルベルトの選択肢があったら、ラツィオにとって本当に大きかっただろう」


