Guendouzi Lazio Genoa 2023Getty

「驚いたし、ショックだった」サッリに重用されたラツィオMFが振り返る指揮官の電撃辞任

ラツィオに所属するフランス代表MFマテオ・ゲンドゥージが25日、フランス紙『ル・パリジャン』のインタビューに応じ、新指揮官イゴール・トゥドールに言及したほか、マウリツィオ・サッリ前監督の辞任を振り返った。

今季マルセイユからラツィオに加入し、MF鎌田大地らとのポジション争いの中で公式戦37試合に出場するなど、右インサイドハーフのレギュラーに定着したゲンドゥージ。自身を信頼し、重用していたサッリ前監督の電撃辞任は予想外のものだった。

「驚いたし、ショックだった。サッリは偉大な仕事をしていたし、ラツィオを世界最高のリーグの1つであるセリエA2位へと導き、チャンピオンズリーグではベスト16、コッパ・イタリアでは準決勝へと導いた。だが、彼の決断はリスペクトしなければならない。彼はチームのためになると思って身を引くことを望んだんだ」

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「サッリは(過去に指導を受けたウナイ)エメリや(ミケル)アルテタ、(ホルヘ)サンパオリやトゥドールのように、要求は多いが僕にとって偉大な指揮官だ。このラツィオでの数カ月間、彼のおかげで戦術面において成長することができた。以前の僕はあまり規律がなく、あちこちを走り回る傾向にあったんだ。だが今は、うまくポジショニングができるようになり、力の加減ができるようになった」

ゲンドゥージは昨シーズン、マルセイユでトゥドール新監督の指導を受けた経験も持つ。ラツィオは現在セリエAで9位に沈む状況だが、フランス人MFは新指揮官の手腕に期待を寄せている。

「トゥドールはマルセイユで素晴らしい仕事をした。昨シーズン終盤は全員にとって難しく、2位でフィニッシュすることはできなかったが、彼はセリエAのヴェローナにおいてもすでに実績がある指揮官だ。トゥドールのカルチョのアイディアは、セリエAの他のチームに脅威を与えることができるだろう」

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