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鎌田大地とラツィオの契約延長交渉決裂に…伊紙「簡単に消せない痕跡を残す退団」

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ラツィオとの契約延長交渉が決裂した鎌田大地について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が見解を示した。

鎌田は昨夏、1年契約を結んでラツィオにフリーで加入。シーズン前半戦は出場機会の確保に苦戦したが、3月から指揮を執るイゴール・トゥードルの下で序列を上げ、同監督の下でセリエA9試合連続で先発し1ゴール1アシストの活躍を見せた。これにより来シーズンもラツィオで主力を担うことが期待され、さらに契約延長で口頭合意に至ったことなども伝えられていた。

ところが、3年間の延長オプションの期限となる先月末に状況が急転。ラツィオのアンジェロ・マリアーノ・ファビアーニSD(スポーツディレクター)が交渉の決裂を伝えるとともに、鎌田側を非難して騒動に発展している。

クラウディオ・ロティート会長もSD同様に苦言を呈した中、鎌田もラツィオ退団についてコメントしたことが報じられると、イタリア紙は「カマダとラツィオは終わった。彼はクリスタル・パレスへ行く」などと見出しに綴って見解を示した。

鎌田のラツィオでの1年を振り返り、「日本人MFは(前任のマウリツィオ)サッリ指揮下でベンチ行きとなった後、トゥードルの監督就任によって評価を上げた。それどころか、元フランクフルトMFはクロアチア人指揮官の主柱になっていた」と紹介。「ダイチ・カマダとラツィオの物語は、先へ進めるように見えていたが、期限切れ間近の契約の延長交渉は、だしぬけに停止し、突然の決裂へと向かった」と指摘した。

そしてラツィオ側からは強い批判が続いているが、「簡単に消せない痕跡を残す退団」になったとの見方を示している。

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