Tudor KamadaGetty Images

「日本人選手は自らの運命を握っている」鎌田大地のラツィオ残留の可能性を伊紙分析

来シーズン以降のラツィオの選手たちの去就について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が5日、特集を組み、MF鎌田大地にも言及した。

指揮官がマウリツィオ・サッリ前監督からイゴール・トゥドール監督へと交代し、新体制が発足したラツィオ。今シーズン終了後のチーム再編へ向けて、ベテランのチーロ・インモービレやルイス・アルベルトらの退団の可能性が囁かれており、イタリア紙は「ラツィオ、インモービレ問題と未知数のカマダやルイス・アルベルト」との見出しをつけて注目した。

「トゥドールの到来により、ラツィオの組織全体が再び議論に付されたことは明らかだ」と指摘。サッリ指揮下で不動だった10番ルイス・アルベルトや守備の要アレッシオ・ロマニョーリも「新プロジェクトで機能しないことが判明すれば、岐路に立たされるかもしれない」との見通しを示している。

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一方、サッリ指揮下でベンチを温め続け、今シーズン終了後の退団が濃厚とされてきた鎌田については「日本人選手は自らの運命を握っている」と指摘し、「もしかしたら、数日前までミステリアスな存在だったカマダが再び役に立つようになるかもしれない」と主張。「日本人選手はまだ、誰とも約束を取り付けておらず、契約延長オプションを行使して3年契約を提出するかもしれない」と述べ、トゥドール指揮下での今後の動向を注視している。

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