Daichi-Kamada(C)Getty Images

ラツィオで再評価の鎌田大地に伊紙注目!「主役に戻ってきた。エースになるかも」

ラツィオ新指揮官イゴール・トゥドールの下で再評価されているMF鎌田大地について、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が4日、特集記事でスポットライトを当てた。

昨夏ラツィオにフリーで加入したものの、マウリツィオ・サッリ前監督の下でポジションの確保に苦戦した鎌田。だが先月、戦術の異なるトゥドールへと指揮官が交代したことで現地での評価は高まっている。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「カマダが“トップ下または守備的MFバージョン”で主役に戻ってきた」と題して注目。まもなく迫るダニエレ・デ・ロッシ監督率いるローマとのダービーへ向け、「サッリの下で隅に置かれていた日本人選手は、トゥドールに評価されており、トップ下で先発するかもしれない」と予想している。

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また「4-3-3では孤立し、長らくサッリの選択肢から外れていたが、クロアチア人指揮官の3-4-2-1において、元フランクフルトの27歳は見直された」と指摘。6日のローマダービーでは、マッティア・ザッカーニのフィジカルトラブルによりフェリペ・アンデルソンが左サイドに回る見込みとなり、「したがってカマダはルイス・アルベルトの隣のトップ下で有力候補だ」と伝えた。さらに「彼のギアチェンジや得点力をもってすれば、ダービー開始から起用することで、トゥドールのチームのエースとなるかもしれない」などと期待を寄せている。

今シーズンの得点は、セリエA第3節の「ナポリ戦の真珠」のみではあるが、「カマダは、(セルゲイ)ミリンコヴィッチ(サヴィッチ)の後釜としてやって来た時のような主役の座を取り戻そうとしているように見える」とイタリア紙は主張。「カマダは自信を取り戻した。指揮官の構想の中央にあることを感じ取り、ダービーにおいて誇りをもってビッグチャンスをつかもうとしている」との見解を示した。

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