2024-03-20-lazio-daichi-kamada-tudor(C)Getty images

新生ラツィオは今夏に「大きな動き」か…鎌田大地の残留の可能性に伊紙が見解

イゴール・トゥドール監督率いるラツィオの来シーズンの再編について、2日のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が分析する中でMF鎌田大地にも触れた。

マウリツィオ・サッリ前監督からトゥドール監督へと指揮官交代し、今後の行方に注目が集まるラツィオ。イタリア紙は「7月に退団する可能性があるラツィオの選手は少なくとも7人」とし、「大きな動きがある」と予想した。

「確かなことは、今夏に新たなサイクルが始まるということ」と指摘。主将および副主将を務めるチーロ・インモービレとルイス・アルベルトのベテラン2人が「8年の時を経てラツィオでの冒険を終える」可能性に言及した。ただ、2人の「高額な年俸」が移籍の足かせとなるほか、「選手の意思やトゥドールとのフィーリング」などの要素も考慮されるようだ。

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昨夏、延長オプション付きの1年契約で加入した鎌田については、ペドロやフェリペ・アンデルソンとともに「来シーズンのラツィオから片足+半足飛び出している」と説明。ペドロはまだ1年間の契約を残しているが「シーズン終了後の退団の希望を伝えており、移籍先はスペインか米国の可能性が高い」とみられている。

続いて鎌田とブラジル人MFについては「2人とも6月末で期限を迎えるが、まだ契約が延長されていない」と指摘。「理論上、まだ残留を説得する余地はあるが、ありえそうもないように見える」との見解を示した。

一方で「トゥドールとの間にこの状況を覆すような特別な絆が生まれない限り…」とも綴っており、クロアチア人新指揮官と良好な関係を築けば、状況が変化する可能性が示されている。そのほかアルバニア代表DFエルセイド・ヒュサイついては退団が濃厚とされる一方、ウルグアイ代表MFマティアスは「分かれ道」にあると伝えられた。

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