ラツィオOBのルイジ・コリーノ氏が、地元ラジオ局『ラディオセイ』の番組に出演し、古巣の混乱について自身の見解を示した。
セリエA第28節のウディネーゼ戦終了後に指揮官のマウリツィオ・サッリが電撃辞任を決断する激震が起きたラツィオ。続いてスタッフも揃って辞任したことから、暫定監督としてチームにひとり残ったアシスタントコーチのジョヴァンニ・マルトゥシェッロに対して疑いの目が向けられた。
だが第29節のフロジノーネ戦終了後、マルトゥシェッロは『ダゾーン』のインタビューにおいて、クラブ主導の人事であり、4日間限りの指揮であったことから任務を引き受けたことを明かした。ラツィオOBのコリーノ氏は、元アシスタントコーチを称えた。
「マルトゥシェッロやチームへの称賛に私も加わりたい。難しい時期にフロジノーネでふさわしいパフォーマンスを見せた。“裏切り”について語っていた者に対する答えが出た。私自身もマルトゥシェッロ監督のことを悪く思っていたが、彼は現実に素晴らしい指揮官であり、偉大な人間であることを証明した。サッリの辞任後、彼はたった一人で危機をコントロールすることを引き受けた。試合終了後、選手全員が彼にハグをしに向かったのは、彼が有能であることの証だ」
ラツィオOBは一方でクラウディオ・ロティート会長の姿勢を非難している。会長は、サッリに対する“裏切り”があったことを示唆したほか、ローマ市内でファンに身体的および言葉による攻撃を受け、法的措置を行う意向を示したFWチーロ・インモービレに対して「私ならこんな大騒ぎはしない」と発言して物議を醸した。
「“裏切り”に関する発言もだが、特にインモービレに対する発言は、チームにとって不快な発言だった。これまで、よく“家族”という言葉を耳にしたが、父親ならこうした発言はしないはずだ。今シーズンはやや混乱があったが、異なる形でこうした状況をコントロールするべきだった。内部で何が起きたのかは分からない。だがこのチームは1つにまとまることができなかった。このチームには、困難の時に進むべき道を示せるパーソナリティのある選手がいない。ただ、最大の責任はクラブにあるはずだ。会長のあの発言は適切とは言えない」


