ラツィオのマルコ・バローニ監督が6日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューでデンマーク代表FWグスタフ・イサクセンを称えた。
ラツィオは6日、ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の第1戦でヴィクトリア・プルゼニと敵地で対戦。2人の退場者を出しながらも、後半アディショナルタイムのイサクセンの劇的な決勝弾で2-1と先勝に成功した。バローニ監督は、9人で底力を見せたチームを称えた。
「難しい試合だったが、選手たちに満足している。相手は絶えずボールを放り込み、セカンドボールを狙ってアグレッシブにプレッシャーをかけてきた。このピッチでボールをキープするのは難しかっただけに、献身的に注意深く戦った選手たちのパフォーマンスを評価したい。特に2人が退場した後は簡単ではなかったが、チームはまた1歩成長することができた」
またバローニ監督は、ラツィオで2年目となる今季5ゴール5アシストをマークする23歳のイサクセンに賛辞を贈りつつ、その才能を信じていたことを明かした。
「彼の成長には満足しているが、驚いてはいない。彼には自信が必要だったんだ。私は少し解き放つ手助けをしたよ。彼がリスクを負って仕掛けるプレーは好きだ。FWは、こうした決定的なプレーで存在感を示すんだ。彼がブレイクするだろうことは分かっていたよ」
なお、イサクセンも自身の進化を実感。「僕は大きく成長している。チームや監督からの信頼を感じている。バローニは今日も、僕は最高の試合をしていなかったのにピッチに残してくれた。幸せだよ」と明かした。




