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予選6戦6勝無失点のイングランド、欧州一番乗りでW杯へ!ケイン2発などでラトビアを圧倒

現地時間14日、2026年ワールドカップ(W杯)欧州予選が各地で行われ、グループKではイングランド代表がラトビア代表と対戦した。

予選5試合無失点で5連勝のイングランドは、勝てばW杯出場が決まる大一番。3-0と快勝したウェールズ代表との親善試合を大事を取って欠場したエースのケインが先発復帰し、サカ、ゴードン、ロジャースと攻撃陣を形成した。

立ち上がりから圧倒的にボールを保持してラトビア陣内へと攻め入るイングランドは7分、中央のケインが左のゴードンに預けると、エリア内左からの折り返しをゴール前で合わせる。早速の決定機だったが、ダイレクトで合わせたシュートはゴール左へとわずかに外れた。

試合が動いたのは26分、カウンターからストーンズのロングパスに抜け出したゴードンがペナルティーエリア左からカットインしたゴードンがそのまま右足でゴール右へと流し込み、攻勢のイングランドが先制に成功する。

攻勢を続けるイングランドはなかなか追加点が奪えなかったが、44分に高い位置でサカがボールを奪うと、ペナルティーエリア手前右でボールを受けたケインが左足でゴール左へと沈め、イングランドが追加点を挙げた。

さらにアディショナルタイム、左CKの競り合いの中でケインが倒され、VARの結果、PKが与えられる。このPKをケインがしっかりとGKの逆を突き、イングランドが3-0とリードを広げて試合を折り返した。

後半もイングランドペースで試合が進み、58分にはペナルティーエリア右で仕掛けたサカが戻したボールをスペンスがダイレクトでゴール前に入れると、GKが飛び出して触ったボールがトシシェフスに当たってゴールへと決まり、オウンゴールでイングランドが4点目を手にした。

試合を決定づけたイングランドは、サカ、ライス、ロジャーズに代えてエゼ、ヘンダーソン、ボーウェンを投入。71分にはゴードンとストーンズを下げてラッシュフォードとバーンを投入する。

86分にはカウンターからボーウェンからのパスを受けたエゼがエリア内左からカットインしてゴール右へと沈め、イングランドが5-0と突き放した。

意地を見せたいラトビアだが、守護神ピックフォードの牙城を崩すことは叶わず。予選6試合連続となるクリーンシートを達成したイングランドが、6戦全勝という圧倒的な強さで8大会連続17回目となるW杯出場を決めた。

■試合結果

ラトビア 0-5 イングランド

■得点者

イングランド:ゴードン(26分)、ケイン(44分、45+4分PK)、OG(58分)、エゼ(86分)

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