ラージョ・バジェカーノのマルティン・プレサ会長が、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスの獲得について語った。『ESPN』が伝えている。
ラージョは現地時間26日、ハメスが加入することを発表。レアル・マドリーやバイエルン、エヴァートンなどでプレーしてきたスターは、2023年夏からブラジルのサンパウロに所属していたが、今夏に契約を解除していた。
コパ・アメリカ2024でMVPに輝いたハメスを獲得するうえでは、2021年夏からラージョに所属し、今夏に退団した元コロンビア代表FWラダメル・ファルカオの存在が架け橋となったとのこと。プレサ会長は以下のように語っている。
「1カ月前に直接電話で話した。ラダメル・ファルカオが共有の友人で、最初は困難だったが可能性を感じた。最終的に、ラージョ・バジェカーノにとって歴史的なことを成し遂げたね。コパ・アメリカのMVPを連れてきたんだ」
また、1984年にバルセロナを退団したディエゴ・マラドーナ氏を獲得したかつてのナポリのように、ラージョにとって大きな契機として意識している契約であることを強調した。
「私たちは謙虚であるとともに、野心的なチームでもある。マラドーナを獲得した時のナポリのようにだ。あれ以来こういったことは成し遂げられてこなかった」
『ESPN』によれば、今夏にアトレティコ・マドリーを退団したメンフィス・デパイの獲得も噂されているラージョ。今年5月に創設100周年を迎えたクラブは、メモリアルなシーズンにさらなる話題を提供することになるのだろうか。


