ロサンゼルス・ギャラクシーの吉田麻也は、新天地でのシーズン終了後にコメントした。
今夏にシャルケを退団した吉田は、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーに加入。公式戦12試合に出場して1ゴール1アシストを記録し、シーズン終盤にはゲームキャプテンを任されるなど、DF陣の要としてプレーした。しかし、チームは21日のFCダラス戦に1-4で敗れ、クラブ史上ワーストとなるウェスタン・カンファレンス13位でレギュラーシーズンを終えた。
ダラス戦後、吉田はクラブの公式ウェブサイトで自身が加入してからのチームパフォーマンスについて「僕たちは良いスタートを切ったと思います。でも、試合ごとに少しずつ安定さを欠き、ホームゲームで勝ち点を落としたことがキーポイントになって、僕たちは負けなかったですけど、勝つこともできませんでした」と話し、シーズンを総括した。
「ミネソタやポートランド戦のように勝つ必要のあった試合がありました。もちろん、(終了間際に勝ち越しゴールを許した)シアトル戦の終盤はとても手痛いものになりました。最初は本当に良かったと思いますけど、それから多くの選手が負傷し、同じメンバーでプレーすることが難しくなりました」
「プレーオフ出場を目指すのなら、もっと安定感がないといけませんし、これこそ来シーズンに必要なものです。最後の数試合は特に十分ではなかったです。でも、全員が健康で、戦術面やフィジカル面でしっかりと準備できれば間違いなく来シーズンはもっと良くなると思うので、依然として来シーズンに向けてポジティブです」
また、吉田はMLSの印象についても語った。
「良いとか悪いではなく、レフェリーとかの違いもあるので、僕は適応しないといけません。イタリアに行ったときも同様だったと感じています。長期間プレミアリーグのプレーに慣れていて、それからイタリアに行って、毎回本当にストレスでした。あの2年半の後、僕は本当に多くのことを学びました。今、僕はアメリカにいますし、ここに適応しないといけません」
