トッテナムのソン・フンミンがメジャーリーグ・サッカー(MLS)史上最高額でロサンゼルスFCに加入する可能性がある。『ESPN』が伝えている。
2015年にレヴァークーゼンからトッテナムに加入したソン。10年間にわたってチームの主力として活躍し、2021-22シーズンにはアジア人選手として初のプレミアリーグ得点王に輝き、2シーズン前からチームキャプテンを務めて昨シーズンには初のタイトルとなるヨーロッパリーグ制覇を成し遂げた。
しかし、現行契約が最終年となった今夏、ソンの去就には大きな注目が集まる。ピッチ上での影響力を失いつつあった同選手は、8月上旬に行われた母国韓国でのプレシーズンマッチ、ニューカッスル・ユナイテッド戦でクラブでのラストゲームをプレーした。
そんなソンに対して強い関心を寄せているのがロサンゼルスFC。元チームメイトのウーゴ・ロリスの在籍するクラブが新天地の最有力候補とされており、同選手はすでにロサンゼルスに渡ったと報じられている。
なお、ソンの移籍金は2600万ドル(約38億円)に上るとされており、これは今冬にアトランタ・ユナイテッドがエマヌエル・ラッテを獲得するためにミドルズブラに支払った2200万ドル(約32億円)を上回ってMLS史上最高額になる見込みだ。


